そもそも俺はモバイルキーボードに否定的で、あんな半端なサイズのキーボードでまともに文章が書けるわけがないというのが長年の持論だった。フルキーボードの代わりになるわけがない。持ち歩くくらいならノートPC開けよ。というのが俺の結論だったんだ。
ところがこの度FMV Mobile Keyboardを入手したことでその価値観がひっくり返ったから、感激が残っているうちに記事にしたい。モバイルキーボード選びに悩んでる人、今のキーボードに不満がある人の参考になれば嬉しい。
【結論】FMV Mobile Keyboardは外で書く奴の最終回答
いつも通り最初に結論から書いてしまうと、FMV Mobile Keyboardは「外で文章を書きたい」用途に関しては現状最強レベルだと思っていい。少なくとも俺が思いつく範囲では最適解。
なにが凄いって、打鍵の違和感で思考が冷めない。これは文章を書く人間にはわかってもらえると思うんだけど、キーボードが合ってないと指がもたついて、脳内にあった最高の言い回しが修正作業中に蒸発する。これが地味に致命的。
FMVはその「思考の蒸発」を起こさない。つまりキーボードを意識せずに文章そのものに集中できる。これが最大の価値。
そもそもモバイルキーボード迷子だった話
俺は長年「外付けキーボードなんてどれでも一緒やろ」派だった。家に転がってるやつ、レビューが悪くないやつ、安かったやつ。そんな雑な選び方で入力環境を決めていた。
これはブロガーとしてはまぁまぁの怠慢で、本来なら一番時間を使う道具に投資すべきだったんだけど、俺はそれをしなかった。そのツケが日々の執筆でボディブローのように効いてくる。
- キーのサイズ感が微妙でミスタイプが増える
- 打鍵が軽すぎて頼りないか、重すぎて疲れる
- 取り回しが悪くて机の上で邪魔になる
- 文章のテンポが途切れて思考が冷める
1日2日なら「まぁ慣れるか」で済む。でも1週間続くと「打つのがだるい」に変わる。文章を書く仕事の人間にとってこれは結構な死活問題。
で、改めて考えたときに、俺が人生で一番長く触ってきたキーボードは何かというと、ノートパソコンのやつなんだ。つまり俺の指が慣れてるのは薄型のアイソレーションキーボード。じゃあ外でもそれに近いものを使えばいいじゃんというのが今回の結論で、そこで候補に上がったのがFMV Mobile Keyboardだったって話。
FMV Mobile Keyboardの特徴
FMV Mobile Keyboardを一言でまとめると「ノートPCの打鍵感を外でも再現するモバイルキーボード」になる。
モバイルキーボードってだいたい下記の2極に分かれがち。
- 携帯性全振り:薄くて軽いけど打鍵がふわふわで長文は無理
- 打鍵性全振り:しっかり打てるけど持ち歩く気が失せるサイズ感
そして大体どちらかに寄ってるから、文章をガッツリ書きたい人間はこの二択で毎回迷子になる。
FMVはその中間を攻めてる。「携帯性も捨てないけど入力品質も妥協しない」という欲張り構成で、俺みたいな文章書きの痒い所に手が届く製品になってる。
FMV Mobile Keyboardを使って良かったこと
文章が止まらない
これが最大のメリット。キーボードを意識しなくていいから、意識を文章の中身に残せる。
文章を書き慣れてない人からすると「キーボードなんてどれでも同じやろ」と思うかもしれないけど、文字を大量に生産する人間にとってはキーボードの相性は想像以上に死活問題。合わないキーボードを使うと1日の執筆量が体感で2〜3割落ちる。盛ってない。マジ。
FMVに変えてから執筆中の「あれ、何書こうとしてたっけ?」現象が明らかに減った。地味だけどこれが最大の恩恵。
外でも作業モードに入れる
スマホとタブレットの問題点は入力が弱いことで、結果的にそれらのデバイスは「消費端末」に成り下がりがちなんだ。動画見てSNS見て気づけば時間が溶けてる。はい俺です。
でもキーボードがしっかりしてると話が変わる。外でも下書きが進むし修正もできる。カフェに行く理由が「コーヒー飲みに行く」から「執筆環境を変えに行く」に変わるんだ。Wi-Fiより重要なのは実はキーボードだったってのが俺の気付き。
モバイルなのに道具として信頼できる
モバイル系特有の「ペコペコ感」「頼りなさ」が少ない。長文を打つ時ってキーボードが信用できると疲れにくいんだけど、FMVは「打てる」じゃなくて「任せられる」感覚に近い。
これはもうノートPCの代替として使えるレベル。ていうか普通にノートPC内蔵キーボードより好きまである。
FMV Mobile Keyboardの微妙な所
もちろんいい事ばかりじゃない。気になる部分も正直に書く
バックライト使うとバッテリーが減る
バックライトは便利。暗いとこでキーが見えるしテンションも上がる。ガジェットとしての満足度も高い。
ただ、代償はある。バックライトを常用してるとバッテリーの減りが明確に早くなる。モバイル運用って「充電の安心感」が地味に重要だから、ここが削れるのはそれなりのストレスになる。
対策は割と簡単で、明るい場所では消す、夜だけ使う、みたいに割り切ればいい。ただ初見では「え、もう減ったの?」ってなる可能性はあるから一応。
コンパクトゆえに最初は指が迷う
フルサイズのキーボードに慣れてる人は、最初だけ「ん?」ってなる可能性がある。とはいえこれは慣れの問題で、数日触れば体が勝手に覚える。文章をよく書く人ほど適応は早いはず。
環境に使い勝手が左右される
モバイル全般の宿命だけど、小さいテーブルだと窮屈、低い机だと打ちにくい、みたいに環境の影響を受ける。これはFMVというよりモバイルキーボードというジャンルそのものの限界。場所を選べば問題にはならない。
他のモバイルキーボードと比較してどうなのか
薄型・軽量全振り派と比較
持ち運びはラク。でもキーが浅すぎて長文はしんどい。短文中心なら強いけど、長文執筆前提ならFMVの「作業用感」の方が圧倒的に効いてくる。
折りたたみ式と比較
携帯性は最強クラス。ただ継ぎ目のクセが合わないとストレスがでかい。ハマれば神。合わないと一気に神が去る。俺は博打に疲れたから安定志向のFMVに流れた。
定番のモバイルキーボードと比較
ハズレは少ないけど尖った快適さも出しにくい。FMVは明確に「ノートPCっぽさ」に振ってる分、文章作業への最適化が強い。「外で書く」に刺さる。
FMV Mobile Keyboardはこんな奴に勧める
まとめると、FMV Mobile Keyboardは「外でも文章をちゃんと書きたい奴」に向いたモバイルキーボード。下記のどれかに当てはまるなら買っていい。
- 外で下書きや編集を進めたい
- 今のキーボードが微妙で執筆中に思考が止まる
- ノートPCの打鍵感を外でも再現したい
- カフェで「作業してる感」を出したい(重要)
特に最後のやつは大事。形から入るのは悪いことじゃない。「道具を揃えると人間は動く」ってのは俺の持論で、キーボードを新調するだけで執筆意欲が復活することも実際にある。
スマホやタブレットを「閲覧端末」から「制作端末」に格上げしたい人にはかなり刺さるはず。参考にしてほしい。


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